2024年12月20日
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急成長するエネルギー需要
2023年、ベトナムのエネルギー需要は前年比約9.2%増加した[1]。背景には産業活動の活発化や都市開発の進展を支える「年平均約5%の経済成長率」がある[2]。一方、この需要の伸びに対して供給は依然として化石燃料に依存している。現在、石炭がエネルギー需要の約47%、石油が約25%を占め、これが温室効果ガスの排出量を増加させている[3]。2017年から2023年にかけて排出量は約46%増加し、年間約3.72億トンと過去最高に達した[4]。
こうした課題に対応するため、政府は2019年の「第7回中央委員会会議」で石炭や化石燃料の削減と液化天然ガス(LNG)への移行を明確に打ち出した。よりクリーンで安全なエネルギーへの転換を目指し、温室効果ガスの削減を加速している。
LNG市場の発展と可能性
2023年、ベトナムはPetroVietnam Gasが運営する「Thi Vai LNG Terminal」を通じて初めてLNG市場に参入した。このターミナルの年間処理能力は100万トンで2025年には発電所への供給が予定されている[5]。さらに、2024年には「Cai Mep Terminal」(同300万トン)の稼働が見込まれており、LNGの輸入、処理能力が大幅に向上する予定である[6]。
また、「第8次電力開発計画(PDP8)」では2030年までにLNG火力発電能力を22.4GW(総発電設備容量の約15%)まで引き上げる目標が設定されている[7]。Wood Mackenzieの予測では、ベトナムのLNG需要は年平均約12%で増加し、2030年代半ばには需要が現在の約3倍に達する可能性があるとされる[8]。
しかし、LNGインフラの能力は依然として課題である。「Thi Vai LNG Terminal」(年間100万トン)、「Cai Mep Terminal」(同300万トン)の能力はタイの「Map Ta Phut」(同1,000万トン)[9]、シンガポールの「SLNG Terminal」(同1,100万トン)[10]に比べて低い水準に留まっている。このギャップはインフラ開発の加速が必要であることを示している。
ベトナムのLNG市場における外国投資および開発プロジェクト
ベトナムはエネルギー源の多様化と石炭依存からの脱却を目指し、外国企業の投資を積極的に受け入れている。
【図1】主要国際協力プロジェクト(LNG分野)
| Son My LNG Terminal 種類: LNG火力発電所 |
LNG Terminal 種類: LNG火力発電所 |
Block B 種類: ガス田 |
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| 協力企業
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AES Corporation(米国)
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JERA(日本) | 三井物産(日本) |
| 運用状況
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2027年運用開始
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計画中 | 2026年運用開始 |
| 協力形態
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PV Gasとの協力
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外国投資 | PVN、PVEP、PV Gas、PTTEPとの協力[14] |
資料: B&Company [11]
Delta Offshore Energy(シンガポール)などの企業はEVN(ベトナム電力公社)と提携し、国際的なLNG供給入札を実施した。この入札には29件以上の応募が集まり、外国企業の関心の高さを示した[12]。[15].
【図2】主要LNGエネルギー政策












