2019年4月15日
業界レビュー
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クラウドコンピューティングの明るい将来
ベトナムのクラウドコンピューティング市場は急速に成長している。2017年に発表されたMicrosoftとシンガポール国立大学の報告書によると、ASEAN諸国の中で、ベトナムは2010~2016年の期間におけるクラウド支出のCAGRが64,4%と最も高い増加率を示しており、ASEAN地域平均の49%を上回っている。.
同国には、クラウドコンピューティングの普及を促進する大きな機会が残されている。ベトナムの1人当たりクラウドコンピューティング支出は依然として低く、2016年時点で約1.7米ドルにすぎず、シンガポールの100分の1、マレーシアとタイのそれぞれ6.5分の1、2.4分の1の水準である。.
ベトナムとASEAN諸国の1人当たりクラウドコンピューティング支出には大きな差があり、クラウドコンピューティングサービス提供事業者にとって未開拓市場の大きな潜在力を示している。.
BMI Researchは、ベトナムのクラウドコンピューティング市場を2016年に1億6,020万米ドルと評価し、2016年から2019年にかけてCAGR 40%で成長すると予測している。.

出典:BMIデータ、B&Company Vietnam作成
2017年にLee Kwan Yew School of Public Policyが実施したベトナムにおけるクラウドコンピューティングの活用に関する最新調査では、2017年の最初の4か月間にベトナム企業の56%がクラウドコンピューティングを利用していることが明らかになった。さらに、政府機関の55%がクラウドコンピューティングを利用しており、その内訳は中央レベルが62%、地方レベルが45%である。.
ベトナムの順位 クラウド・レディネス・インデックス(CRI)で最下位 アジア太平洋地域では、サイバーセキュリティとプライバシーがw2大弱点である
ベトナムは情報通信技術(ICT)インフラの整備とICT利用において目覚ましい進展を遂げているものの、デジタル変革ではなお遅れをとっており、組織や各産業分野におけるクラウドコンピューティング導入の促進には多くの課題に直面している。.
Asia Cloud Computing Association(ACCA)がアジア太平洋諸国向けに作成したクラウド・レディネス・インデックス(CRI)では、ベトナムは14か国中最下位となった。.

出典:Asia Cloud Computing Association(ACCA)
CRI 2018では、ベトナムの主な弱点としてサイバーセキュリティとプライバシーの課題が強調されている。これら2つの指標はいずれもAPAC諸国の中で最下位(すなわち14位)であり、CRI報告書2016から2018にかけてスコアが低下している。.

出典:Asia Cloud Computing Association(ACCA) – B&Company Vietnam作成

