2014年7月15日
業界レビュー
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07-07-2014
ベトナムのオンラインゲーム市場は急速に成長している。国内市場規模は2012年に2億5,000万米ドルとなり、わずか5,500万米ドルだった2007年の4.5倍に達した(市場で正式にリリースされたゲームの売上高に基づくデータであり、ライセンスのないゲームによる収益は除外)。.現在、ベトナムではマルチプレイヤー型オンラインゲームが非常に人気を集めており、ゲーム産業の収益のほぼ全てを占めている。情報通信省によると、2013年7月時点で、ベトナムにはオンラインPCゲーマーが2,000万人存在し、市場で76タイトルのゲームが管理対象となっていた。そのうち63タイトルは輸入ゲームで、60%が中国製であり、以下、ベトナム、韓国、米国、日本のゲームが続いていた。しかし、日本のゲームは市場シェアが非常に小さい2タイトルにとどまっている。.

この分野には、VNG、VTC Games、FPT Onlineという3大企業が存在する。特にVNGは長期的に首位を維持しており、2012年には市場収益の52%を占めた。この分野の投資家にとって最大の課題は、「投資家間のライセンス取得競争」と「ライセンスなしで事業を行う企業の存在」である。VTC Gamesは、高い売上高を上げていた従来のFIFA onlineサービスについて、新たなFIFA online 3の著作権ライセンス契約を別の国内プロバイダーに奪われた後、提供を停止せざるを得なかった。別の例として、著作権ライセンス契約を締結していない企業が同一内容の商品をリリースしたことで大きな影響を受け、FPT Onlineの収益は2011年の1,500万米ドルから翌年には1,000万米ドルへと大幅に減少した。.
オンラインゲームがもたらす悪影響を認識し、政府は2006年にこの市場に関する初の規制を制定した。これにより、外国投資企業は個別市場におけるゲームの流通・運営への参加を認められず、新たなゲーム商品を登録する際には国内企業との協業が義務付けられた。そのため、上述の外国ゲーム商品は国内企業を通じてベトナム市場に参入していた。しかし、2014年には外国企業に対する政策が緩和され、許可を取得した企業であれば、国内企業を介さずにサービスをリリースできるようになった。.

オンラインゲーム市場は依然として力強く成長しているが、多くの課題も残されている。国内企業のゲーム開発力は高くなく、国内のゲーム開発者とゲーマーの双方において、ライセンスおよび著作権契約に対する認識も低い。結論として、この分野には大きな課題が存在する一方、外国企業にとっては国内市場へ参入する好機でもある。自社開発商品を持つ国内企業が市場シェアをめぐる競争に勝つことは容易ではない。市場は今後も成長を続ける見込みであり、国内企業には現在の市場シェアを維持するため、さらなる努力が求められる。.